yakuza
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リアルに書きます、ハイ。

 

皆さん、イメージ的にいると思ってるでしょ?何となく、

 

【夜系の店は全部資金源】

 

と捉えている人も多いんじゃないでしょうか?

 

長くデリヘルを運営した経験があり、オーナー友達も多い僕がほんとのところを書きますと・・・・・・

 

うん、そのイメージは「誤り」ですね。

 

デリヘルのオーナーさんには、ヤ〇ザの知り合いがいる人も大勢いますが、基本、オーナーさんたちはその大半が「素人」です。

 

【実話】オーナー友達との会話

いつぞやの居酒屋の会話をここで再現してみましょう。
 

僕

なぁ、ところでやねんけど・・・
反社会的な人らが経営してるお店ってないん?

 

オナ友オナ友

うん??そらなくはないけどやな、殆どないで。

 

僕

なくはないって・・・
ほんなら、どこが本業の人のお店やねんな?

 

オナ友オナ友

【○○〇】はハッキリクッキリそうやで。

 

僕

ホンマかいな!!あんな有名店がか!?

 

オナ友オナ友

せや。どこぞの組が運営してるっちゅうわけちゃうけど。
オーナーさんの〇〇氏は間違っても堅気の人ちゃうで。
今、現役ではないらしいんやけど、どっちにしても素人ちゃうよ。


 

僕

へぇ~、他はあるん??

 

オナ友オナ友

俺が知ってるんはそんくらいやわ。てゆうか、無店舗型はまず殆どが素人運営やで、間違いないわ。

 

僕

なんでそんなん言い切れるんや?

 

オナ友オナ友

知り合いの本職さんに聞いたんやけど、現代のプロの金儲けはケタがちゃうんや。インテリで、経済や法律にも強い人が多いんやと。
そんな人から見たら、個人経営のデリなんてアホらしくてやっとれんのちゃうか?
そら、自分は表に出えへんと知り合いに副業としてやらせてる人はおらんことはないんやろうけど、どっちにしても大物の本職さんが直接運営してるとこなんて、まずないんちゃうかな?

 

僕

せやけど君自身、確かオープン当時・・・

 

オナ友オナ友

まぁ(笑)色々ツテを頼って、頼んでた時期もあったんやけど、何かあったらお願いしますって言うてな。
せやけどその店はすぐ潰れてもうて、結局次のお店ではもう頼まんかったわ。
だって本職に顧問になってもらうんに、タダっちゅうわけにはいかんやん?

 

僕

せやな(笑)

 

オナ友オナ友

結局、そんな彼らを頼らなあかんようなトラブル、そうそうは起きへんねん。頼んだところでトラブルの相手が素人やったら、逆に顧問さんは下手なこと言えんしな。
そして相手が仮に玄人やったら・・・

 

僕

ああ・・・・・・!
余計、ややこしいんか!?

 

オナ友オナ友

せや。
相手が同門なんか、ちゃうんか、格上なんか、格下なんか・・・色々ありすぎるわ。
せやからお前が開業する時、本職さんのコネ、いるんかな?って質問に、俺いらんって答えたやろ?

 

僕

せやったな、警察か弁護士の知り合いがおった方がええって言うてたな(笑)

 

オナ友オナ友

そういうことや。何かあったら、常識的に対処したらええだけや。別に風俗に限らんと、自営で生きてとる人は皆そうちゃうかな?

 

そしてその後、僕はその話を思い出す機会を得ることとなった。

 

送迎中の事故

hekomi
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僕がよそ見をしながら徐行で交差点に入り、相手の車の横っ腹(助手席側)に突っ込んだのは夜明け直後であった。

 

仕事を終え終電を逃した嬢を、自宅まで送る送迎時の事故。

 

ただ、不幸中の幸いだったのは、相手の車はボロボロのカローラで、ドアに少し傷が入った程度だったことだ。

 

「首が痛い」とも言えないような遅い速度での衝突に、相手はちょっと落胆したかもしれない。

 

若いスーツの男は、車を降りるなりこう持ち掛けてきた。

 

男

見ての通り怪我もないし、車もボロの社用車で、こんな傷絶対会社にはバレへんから、ここで僕になんぼかくれたらもうそれでええで?

財布には確かに数万円はある。

一瞬、1万ほどつかまして去ろうか、とも思った。

 

ただ、向こうは僕の車のナンバープレートをチラチラ見ているし、だいいち何でこんな変な時間にコイツは社用車にスーツなの?という疑念が妙に気持ち悪い。

 

それに速攻でそんな交渉持ち掛けてくる奴・・・・・・信用できないし(笑)

 

とりあえず、僕は常識的に警察を介入させておくことにした。

 

保険代が多少上がるくらい、どうということはない。

 

僕

ああ、お気持ちは嬉しいんですが持ち合わせがないんですわ。普通に警察呼んで保険で対応させてもらってもいいですか?

 

男

ああ・・・・・・そう

 

僕

ところで、こんな朝早くお仕事の帰りですか?
もしくは出勤途中?

 

男

ん?会社帰りにそのまんま同僚とカラオケ行っててん。なぁ、ホンマに保険使うん?1万でええけど?

 

僕

いやいや、お気遣いなく。ホンマに貧乏でお金ないんですよ。

 

男

彼女さんに借りたらええやん?

 

僕

いやぁ、ホンマに、スンマセンでした。

 

ノラリクラリと交わしてるうちに警察が来て、事故の処理はすぐに済んだ。

 

僕は男に再度お詫びを伝え、その場を去ろうとした。

 

僕

ご迷惑お掛け致しまして・・・

 

男

いえいえ。1万で済ましてた方が良かったと思うで。
ほな!

最後の捨てゼリフが妙に気になった。

 

そして1ヶ月後、事態は大きく動くことになる。
 

家にヤ〇ザがやって来る日

tinnpira
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その日、『保険屋』から連絡が入り、事故相手の会社の代表が保険の交渉に全く応じず、一切対応が進んでいないことを知らされた僕は、さすがに怒った。

 

僕

オイオイ!何のために毎月保険代払っとる思ってんねん!?しかも連絡が遅すぎやわ!もうとっくに片付いたんかと・・・

 

保険屋保険屋

申し訳ありません。相手さんが物凄い剣幕で、そちらに直接うかがって示談にする言うて聞かんのです。

 

僕

そんなんがない為に保険に入るんちゃうんかい!?

 

保険屋保険屋

とにかく今日、今から行くって言うて電話を切られましたんで、そちらにそろそろ・・・

 

ピンポ――――――ン

 

 

僕

来たわ!この役立たずが!!
また10分後にかけて来いや!(; ・`д・´)

 

電話をガチャ切りし、連打されるピンポンに首をすくめる。

 

当時、僕は定年して田舎に引っ込んだ親が置いていった一軒家に、独りで暮らしていた。

 

その自宅前に、どうも車がベタ付けしているようだ。外に出ると・・・・・・

 

ヤカラヤカラ

コラァ、ワレ!出てこんかいこのボケがぁ!!〇×△□☆〇×△□!?

車はベンツ・・・・・・・門の前で仁王立ちしていたのは、典型的な大柄のヤ〇ザだった。

 

ヤカラヤカラ

〇×△□☆〇×△□☆〇×△□☆!?ああっ!?

 

僕

・・・・・・・・はっ!?は・・・はいっ!!( ;∀;)

 

あまりの早口と慣れない関西弁に、何と言っているか聞き取れないが、とりあえず門を隔てて、その土佐犬のような男の至近距離へと近付く。

 

(指は・・・・・・・あるな。ナンバープレートは後でチェックだ)

 

オーナー友達に、本職の人は「ゾロ目」とか「0893」とか「5910」を好むと聞いた。

 

とりあえずこの嵐が去るのを待ちながら、色々特徴をチェックしておこう。

 

ヤカラヤカラ

〇×△□☆〇×△□☆〇×△□☆!?ちゃうんかボケェ!!ああ!?

 

僕

・・・・・・・・はっ!?は・・・はいっ!!( ;∀;)

 

ヤカラヤカラ

〇×△□☆〇×△□☆〇×△□☆!常識ないんかオノレはぁ!?

 

僕

スッ・・・
スイマセン”(-“”-)”

 

ヤカラヤカラ

△□☆〇×今週土曜、午後2時に事務所に〇×△□詫び入れに来い!!ボケェ!

乱雑に門柱の上に名刺を置き、安岡力也にそっくりなそのヤ〇ザは帰って行った。

 

ナンバーは無論、ゾロ目である。

 

・・・・・・ウン、こっ・・・これは師匠にアドバイスを乞う場面だな(涙)
 

事故係と呼ばれる穏やかなお人

rousinsi
著作者: ugururlu0

事件直後、ヤ〇ザの名刺を握り絞め、半泣きでオーナー友達を事務所を尋ねれば、そこには先客がいた。

 

静かにコーヒーを飲む、穏やかそうな老紳士。

 

オナ友オナ友

おお、来た来た。なんやお前その動揺した顔は(笑)
ま、座りーな。この方はな、俺のお友達で元本職の片岡(仮名)さん。
組の「事故係」やった人や。

 

僕

よよよ・・・・・・宜しくお願い致します!!

 

片岡片岡

わはは(笑)大丈夫だから安心して。ソイツの名刺は?

 

僕

コレです!!

 

片岡片岡

フムフム・・・・・・。
こいつは本職じゃないね。これじゃあ僕らは脅迫になるから動けないんだけどさ、ま、何てこたぁない相手だよ(笑)
今から私が言うことを実行したらそれで終わりだからね。

 

片岡片岡

え~・・・まずその役に立たたない保険屋に一報入れて、そういうのに強い弁護士の先生を紹介してもらうこと。
解約して他の保険屋に入る前にそのくらいはさせなきゃな。

 

片岡片岡

で、弁護士に今日のことを話して、この名刺の事務所に電話を入れてもらいなさい。
あとはひたすら無視で大丈夫だから。
あ、ところで今日、このチンピラは門の外でわめいただけで、家の敷地には1歩も入らなかったろ?

 

僕

は、はい。

 

片岡片岡

警察呼ばれて不法侵入で挙げられないようにね、いっちょまえに用心してるわけですよ。
万一向こうが再度家に来たら、できたら逆上させて1発殴ってもらったらいいよ(笑)
そっちの方がこの先面白くなるしな(笑)

・・・翌日、僕は保険屋の送迎付きで弁護士事務所に赴き、事情を話し、名刺を渡した。

 

初老のイカツイ先生は一言、こう言った。

 

弁護士弁護士

ふーん・・・・・・
まぁ、電話してみるわ。

 

無造作にダイヤルする弁護士。

 

弁護士弁護士

出えへんなぁ。とりあえずあとでFAX送っとくわ。

 

僕

ありがとうございます
( ;∀;)

 

弁護士弁護士

ちなみに呼び出されてるんはいつ?

 

僕

明日の土曜日、
2時です( ;∀;)

 

弁護士弁護士

ふーん・・・・・・
あ、言うまでもないけど、行く必要ないし、詫びもせんでええからね。
こんな程度のヤカラ、まずもう何もしてこんわ。

何とも呆気ないことに、事故係のオジサマと弁護士の予言は当たり、以降、その男からのリアクションは皆無だった。

 


(なるほど、師匠の言う通り、どうやらバックは弁護士が良さそうだな)

 

毒を持って毒を制することができない時代

hebi

「必殺仕事人」ではないけど、この現代において毒を持って毒を制するのは本当にリスキーである。

仮に風俗店をユスるようなヤカラが現れたとしても、それをそれ以上の「悪」に懲らしめてもらえば、たちまちタチの悪いヤカラは被害者となり、ユスられて防御したにすぎない店側が今度は加害者になってしまうのだ。

 

そんなわけで、風俗店のバックにヤ〇ザがいる確率は低い。

 

とはいえ、夜の世界を生き抜くオーナーたちには、色んな人脈があることもまた事実である。

 

闇の深さを覗く必要はない。

 

皆さん、健やかに風俗を楽しんで下さいね♪

 
元オーナー